夫婦で同時育休のメリットとデメリット(開始一ヶ月)

夫婦で同時育休を取得し始めて一ヶ月が経ち、大分生活も落ち着いてきました。夫婦で同時育休のメリットとデメリットをまとめます。このひと月、基本的には子供達の世話をしながら引っ越し関係の片付けやら手続きに追われていました。

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夫婦で育休のメリット3つ

まずは育休を夫婦でとることで感じたメリットを3つ挙げます。

子供達と関わる時間が劇的に増えた

夫婦で仕事に行く時間が丸々空いたので、当然ですが子供達と関わる時間が劇的に増えました。大人の手が2人分あるってすごい。ひとりが夕飯の片付けをしながらもうひとりがお風呂に入れたりできます。その分空いた時間で子供達と余裕を持ってたくさん遊べます。

親のひとり時間が頻繁に持てる

子育ての一番のストレスって「ひとりの時間が持てない」ことだと思うんです。矛盾してますが、欲しくて欲しくて産んだ子供達で本当に愛してるのに、子供達がいないとものすごく嬉しくて解放されるんですね。

夫と交代でジムやカフェに行ったり、ひとり時間を持つことが以前より簡単にできるようになりました。ひとりが子供達を外に連れ出している間に、もうひとりが家で本を読んだり映画を見たりすることもあります。

夫婦で育休をとることでこの余裕が実現しましたが、赤ちゃんや子供を気軽に(精神的にも、金銭的にも)預けられる場所があればいいなーと思っています。これについては他の記事で書きたいです。

家族みんなの体調がいい

ムスメを生後6ヶ月で保育園に預けて仕事復帰した時は、風邪をひき高熱を出し、親にうつって家族でダウン、治った頃にまた新たな風邪をひく、という無限ループが半年くらい続きました。会社と家と病院の往復で当時の記憶がほとんどありません。現在8か月のムスコはまだ長時間の集団保育に預けていないこともらい、一度も体調を崩したことがありません。ムスメを早期に保育園に預けはじめたことで良かったことはたくさんあり後悔はしていませんが、体力面ではやっぱり0歳児の集団保育は早すぎるのかな、というのが率直な感想です。

母ピグ子は趣味のヨガを再開したり、中年太りが気になりだした夫はジムに通い始めました。また、仕事をしながら子育てしている時はなかなか行けなかった歯医者や美容院などに気軽に行けるようになりました。育休を機に体メンテナンスに励んで、健康に長く働けるベースを作っていきたい、と考えています。

その他にも、

混雑しそうなところに子連れで平日お出かけできる、安い時期に旅行に行ける、などのメリットを期待していますが、まだ実現していません。近々平日ディズニーランドに行こうと計画中。

夫婦で育休のデメリット3つ

デメリットは強いてあげるとしたら以下の3点でしょうか。

収入が減る

夫婦で育児休業を取得すると、夫婦ともに加入している雇用保険から育児休業給付金を受給できます。(我が家は夫の分は現在申請中でまだ受給はしていませんが、受給できる予定です)

詳しい受給資格、受給額などはこちらを参考にしてください。

2016年現在の育児休業給付金の金額は

・育児休暇開始~180日目   :月給の67%

・育児休業開始から181日目以降:月給の50% です。

社会保険料が免除されること、手取り額ではなく総支給額の67%(もしくは50%)なので、感覚としては元々の手取り額の8割近くは受け取れます。本当にありがたい。

でも出産前より確実に収入は減ります。夫婦で働いていた時は、「仕事で疲れているから」を言い訳に外食しまくり、欲しいものは何でも買い、よくレジャーにも出かけていました。家計はどんぶり勘定を通り越してザル勘定でしたが、何となく貯金もできていました。しかしこれからはそうはいきません。まずは家計簿をつけて家計をきちんと把握するのが当面の目標。

 

くだらない喧嘩が増える

今まで夫婦で一日中顔を合わせていることなんて、週末や長期休暇しかなかったわけですが、日々夫婦で過ごす時間が増えました。時間が増えて、揉めごとも増えました。。。口論の原因は大抵は家事の分担や育児の分担に関してであり、後から考えるとどうしようもなくくだらないことが多いんですが。このままじゃいけないな、と思って先日夫と話し合いました。まとめると

-お互いに新しい生活に慣れていなくて思い通りにいかないことがありイライラしてしまう

-だけどこの限られた貴重な時間に家事と子育てを押し付けあって怒って無駄な時間を過ごすのはばかばかしい

-だからお互いもうちょっと思いやりを持って、助け合おう。気に入らないことがあってもちょっとは目をつぶろう

という、ごく当たり前の結論となりました。30も半ばになって夫婦で不毛な争いをしてしまい恥ずかしい。そのあと、お互い積極的に外に出る用事を作ったり、ひとり時間を持つようにしたら自然と口論も減ってきた気がします。

上の子が混乱する

3歳のムスメが通園していた認可保育所は引っ越しの際に退園してしまったので、今は家庭で保育したり、保育所の一時保育にお世話になったりしています。ムスメはどうも「お父さんもお母さんも前みたいにどこかに仕事に行ってるわけではない」というのを理解しているようです。今は「お父さんとお母さんはおうちで赤ちゃんを見ながらお仕事をしている」という設定になっていますが、知恵がついてきてごまかせなくなってきたので、どうやって今の状況を説明するか悩み中です。

 

番外編

なんとなく感じてしまう罪悪感

育児休業は労働者に与えられた権利で、決して悪いことをしているわけではないのに、子供を育てるという社会にとって大切な役割を果たしているのに、夫婦で働くことをサボっているのではないか?という罪悪感をふとした時に感じてしまうんです。

よくないな、と思います。個人の働き方が多様化して誰もが働きやすい世の中になってほしい、と心から願っているのに、育児のために一時的に会社を休んでいることに罪悪感を感じてしまうのは、私自身に心の中にまだ、「毎日会社に行って働いて当然」、という働き方や生き方への偏見があるせいだと思います。これを改め、これからの自分の働き方を考えるきっかけとしたいです。

 

まとめ

 

夫婦で育休開始一ヶ月、夫婦で育休とってよかった!と心底思っています。大人の手が増えて時間的に余裕ができたことで、精神的にも肉体的にも余裕ができ、前より子育てを楽しむことができています。

デメリットもあげましたが、残りの期間でメリットに変えていけるように前向きに過ごしていきたい。

今回の記事のまとめは以下です。

夫婦で育休のメリット3つ

●子供達と関わる時間が劇的に増えた

●親のひとり時間が頻繁に持てる

●家族みんなの体調がいい

夫婦で育休のデメリット3つ

●収入が減る

●くだらない喧嘩が増える

●上の子が混乱する

最後までお読みいただきありがとうございました!

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